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古川中生徒がクラファン呼び掛け、絵本を出版します

印刷用ページを表示する掲載日:2025年2月26日更新

2月20日(木曜日)古川中学校

地域貢献活動マイプロジェクト(マイプロ)に取り組む古川中3年有志がクラウドファンディングを通して資金を募り“保護猫活動”をテーマにした「手づくり絵本」を出版することになりました。

この活動に取り組んでいるのは土田結夢、小坂井友那、吉川雪月の皆さん。

昨年、3人は「どのように地域に笑顔を届けようか…」とマイプロについて考えていたところ、能登半島地震で壊れた家屋から見つかった1匹の子猫が古川町の(株)ネコリパブリックに預けられていることを知り、保護猫活動をテーマに絵本を作り、地域の子どもたちに笑顔を届けることを思い立ちました。

それ以来同社に通い続け、子猫が保護されて里親に譲渡されるまでを取材し、ストーリーを考えたり、イラストや色塗りなどを皆で手分けして絵本を作りました。

絵本は市内で行われた「こどもえほん縁日」や「思い出の絵本展」などのイベントに出展。「こどもえほん縁日」では読み聞かせも行い、好評を呼んだことから出版を思い立ったそうです。

クラファンを開始したこの日、3人は同校で記者発表に臨み、同社の河瀬麻花社長を始め、NPO法人「思い出の絵本展」の北平修子代表や中村裕幸校長らも支援者として出席。河瀬社長は「保護猫たちについて知っていただく機会はあまりないので、とても良い機会になります。絵本は心に響く内容で、多くの人の感動を呼びました。皆さんのチャレンジに励まされ、期待しています」とエールを送りました。

また、北平代表は「絵本には子どもたちの想像力を育んだり、心を豊かにするすごい力があります。今回の取り組みでも皆さんの熱い気持ちを絵本にすることで、保護猫活動を地域一体で応援しようというすばらしい力を生み出してくれるでしょう。皆さんのやる気と行動力のお手伝いをしたいと思います」とあいさつしました。

クラウドファンディングは100万円が目標で、1000冊発行する予定です。寄付金は出版費用などの経費として使われますが、もしお金が余れば保護猫活動の支援に使っていただく予定です。
3人は高校入試の後、春休みから作業を再開する予定で、ストーリーの修正やイラストの制作、色塗りなどを行い、5月末の完成を目指します。リーダーの土田結夢さんら3人は「このマイプロを通して保護猫活動に興味を持つ人が増え、少しでも多くの猫が救われることを願っています。クラウドファンディングへの協力よろしくお願いします」などと呼び掛けていました。

当日の様子

呼びかけの様子
呼びかけの様子
呼びかけの様子

呼びかけの様子

呼びかけの様子

呼びかけの様子

​​​​呼びかけの様子

呼びかけの様子

呼びかけの様子

​​呼びかけの様子