2月21日(金曜日) 市役所
愛知県一宮市を中心に施設管理業を手がけている(株)アカツキから、企業版ふるさと納税の仕組みを活用して「(仮称)Co-Innovation University(略称=CoIU)の設立支援」事業に対して多額のご寄附をいただいたことを受け、飛騨市は同社に感謝状を贈りました。
「Co-Innovation University」は、市内で令和8年度の開校を目指している4年制の私立大学。飛騨市は、同大学の設立に向けて準備を進めている(一社)CoIU設立基金と連携支援協定を締結し、さまざまな支援を行っているところです。今回の寄附金は、大学設立支援のための財源にあて、大学関連施設の周辺における市道等の環境整備、飛騨市企業立地促進条例に基づく助成金の交付、大学の設置者が行う大学関連施設の整備に関する支援などに活用する予定です。
感謝状贈呈式には、同社の大森宗道代表取締役や同基金の井上博成代表理事、都竹市長らが出席。都竹市長から大森社長に感謝状を手渡しました。
都竹市長は謝辞を述べ、「地元での大学設立という非常に夢のある事業に対し、こうして心寄せてくださる方と一緒に応援できる体制をとれるというのは大変うれしいこと。神岡町のご出身ということで、ふるさとに変わらず関心と気持ちを寄せていただいていることにも勇気づけられます」などとあいさつしました。
大森社長は「いずれは地元に戻りたいという気持ちがつのっていましたが、実家のお寺を継がなかったということもあり、『胸を張って戻れるようになりたい』と考え、会社をつくって今日まで頑張ってきました。これからいろいろな角度から飛騨市を盛り上げていければ」と思いを述べられました。
また、井上代表理事は謝辞を述べ、大学設立に向けた準備状況などを説明。「いろんな地域課題に目を向けながら一緒にチャレンジをしていく人材を輩出し、一緒に取り組みをしていけたら。今後、学生の取り組みにおいてもお話しいただきながら一緒に何か取り組んでいけたらと感じています」などとあいさつしました。