2月22日(土曜日)洞雲寺
飛騨神岡短歌コンクール「女神へ贈るラブレター」の表彰式が洞雲寺で開催され、入賞者10名が出席しました。各部門で最優秀賞に輝いた2人は、群馬県や北海道から足を運び、このコンクールの広がりが見られました。
Tlsl実行委員会は、立ち達磨がNyの自由の女神像の方向を見つめていることが発見されたのをきっかけに、「立ち達磨が自由の女神に恋をしている」として「恋」をテーマにした短歌コンクールを開催。第7回目の今回は、過去最多となる参加人数2,204人、5,526首の応募がありました。
帰家圭吾委員長は「7回も続けられるのも、参加者の皆さんが楽しみながら応募してくださるおかげです。僕たちの活力にもなっています。これからも楽しんでもらえるよう努めていきたい」とあいさつし、入賞者へ表彰状や記念品が贈られました。
最優秀賞作品は、飛騨市出身の書道家、茂住菁邨さんが色紙に揮毫し、Ny岐阜県人会のご協力のもと、実際に自由の女神像の前で代読されます。
北海道釧路江南高校2年の藤浪あいさんは、「手を上げてゼブラゾーンをゆく君は幸せを空中で掴める」を詠み、コンクール史上初の2年連続最優秀賞を受賞しました。藤浪さんは「Nyの自由の女神像がたいまつを持っている姿を、横断歩道を渡っている人に例えて、誰もが情景を思い浮かべられるように工夫しました。2年連続の最優秀賞と聞いたときは信じられなくてびっくりしました。来年も入賞できたら嬉しいです」と笑顔で話しました。