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宮川小の児童たちが薬草を使ったものづくりを楽しみました

印刷用ページを表示する掲載日:2025年3月26日更新

2月28日(金曜日)宮川小学校

今年度、県の“森と木と水の環境教育支援事業”のモデル校に指定されている宮川小学校で、全校児童8人と保護者を対象に「飛騨市の薬草をつかって生活を豊かにしよう」をテーマに環境教育(ワークショップ)が行われました。

森が広がり、緑の美しい宮川町の児童たちは環境教育を通して、森林から受ける恩恵を学び、自身の生活につないで自然を大切にしようという思いを育んでいます。

今回は町内のLib.(リブポワン)代表・岡本文さんを講師に、薬草の精油を使ったものづくりを体験。人気のあるクロモジの枝や葉から手軽に精油を取る実験では、天然アロマの香る「ルームスプレーづくり」を体験。小豆とヨモギを使った「カイロづくり」にも挑戦しました。

岡本さんは最初にクロモジの効用や用途などついて解説した後、特殊な容器を使った「水蒸気蒸留法」でクロモジの蒸留水を採る実験を行い、児童たちは容器に集めた蒸留水の香りにうっとり。この後、家庭用の鍋を使って手軽に蒸留水が採れる実験も行い、児童たちは家から持ってくるしたミカンの皮を使って体験しました。

続いて、小豆とヨモギを使ったカイロづくりを楽しみました。このカイロは先人の知恵として古来利用されていたものです。小豆は水分を多く含み、熱すると温かい蒸気を長時間出し続けるためカイロとして利用されました。作り方は小豆をフライパンで紫色になるまで煎った後、不織布の袋に入れて完成です。

児童たちは「薬草を使った蒸留法はテレビで見たことがあるけど、こんなにいい香りがするとは思いませんでした。心が落ち着きます」「クロモジの香りが良くて、出かける時に使えると思いました」「小豆のカイロは温かくて安全なのでいいと思いました」といった感想を話していました。

当日の様子

ものづくりの様子
ものづくりの様子
ものづくりの様子ものづくりの様子

ものづくりの様子

ものづくりの様子

​​ものづくりの様子

ものづくりの様子

ものづくりの様子

ものづくりの様子