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飛騨市教委などが「令和6年度市教育実践論文」の表彰式を開催

印刷用ページを表示する掲載日:2025年4月15日更新

3月3日(月曜日)市役所

市教委では市や学校がめざす教育課題を基に、教職員が授業改善に取り組んでいます。教育実践論文はその成果をまとめたもので、校長会などが審査し、入賞した教員らを表彰しています。

本年度は小学校8人、中学校からは9人の応募があり、優秀賞に山之村中学校の山本祐也教諭と古川中学校の松永麻里教諭が選ばれました。

山本教諭は「自分の良さの自覚と自己有用感を高め、将来の夢や目標をもつことのできる児童生徒の育成~『みんながリーダープロジェクト』の実践を通じて~」と題して、特別活動での取り組みをまとめました。

審査会では、12人の子どもたちがこの特別活動を通して自分らしさを生かし、願いを持って他者に貢献するリーダー活動に取り組んだ点が評価され、「極小規模校の利点を生かし、全職員が児童生徒の伴走者として支援することで、子どもたちが自分の良さを自覚し、貢献意識が高まるなど大変すばらしい実践です」と講評がありました。

また、松永教諭は「豊かな表現力の育成を目指して~学びのプロセスにおける創造力の伸長~」と題して、美術の授業での取り組みをまとめました。

「豊かな表現のため、授業や制作活動において生徒の実体験とつながるような題材設定や学びのプロセスの工夫に取り組まれました。それにより生徒の学びに対する見通しや意欲が向上し、創造的活動の喜びが味わえ「個別最適な学び」が充実するなど大変すばらしい実践です」と評価されました。

この日は入賞、入選した教員17人が出席し、下出尚弘教育長が表彰状を手渡しました。この後、下出教育長は「児童生徒の成長を心から願い、地域や学校の強みを生かし、実践してまとめた論文はどれも価値があり、皆さん一人ひとりのこれからの教育実践を進める上での宝物になります。この成果を、次につなげる過程こそが、正に市の目指す学びの姿です。今後も問いや願いを持って実践力を磨いてほしいと思います」とあいさつ。
続いて市教育研究所の山崎浩巳次長が入賞者6人による論文の講評と総評を行い、「今後も新たな教師の学びの姿を目指し、自身の教育実践をさらに積み上げられることを切に願っております」と激励しました。

なお、優秀賞のほか次の皆さんが受賞されました。
新人賞=森本航大(古川小)、渡邉遥(神岡小)▽奨励賞=澤上大貴(古川中)、中廣璃子(古川小)▽入選=岡田華(古川小)、芝田大樹(同)、山田菖(古川西小)、森本恵美(神岡小)、井上陸生(同)、横谷直哉、後藤健聡、岡田実姫、小野有輝(以上古川中)、村瀬元規(神岡中)、谷倉里菜(同)

当日の様子

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