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古川中学校2年生が古川祭について学びました

印刷用ページを表示する掲載日:2025年3月13日更新

古川中学校2年生が古川祭について学びました
3月11日(火曜日) 古川中学校

自分の興味や関心があること、自分の得意とすることなどに楽しんで取り組みながら地域に貢献する古川中学校独自の課題探究活動「マイプロジェクト(マイプロ)」の来年度の取り組みを前に、同校の2年生114人を対象とした事前講座が開かれました。

2年生は今年度、総合的な学習の時間の一環で「職業体験」をテーマにマイプロに取り組み、働くことの意義や意味の他、来年度行う「地域貢献」をテーマにしたマイプロへ向けての心構えなどを学んできました。来年度は総仕上げとして実際に地域へ出かけて活動し、地域の人に喜んでもらえるような取り組みを行う予定です。

来年度のマイプロについては、連携を希望する地域や団体などからすでに5件ほどの依頼が寄せられているそうです。今回は、その中の1つを依頼した(一社)飛騨青年会議所のメンバーが同校を訪問し、地域の伝統や文化、歴史について学んで関心を持ってもらい、メンバーと一緒に地域を盛り上げてほしいなどと趣旨を説明。まずは古川祭について学んでもらおうと、飛騨市古川祭史編集委員会副委員長の本永義博さんを講師に招き、古川祭についての講義を行いました。

本永さんは、古川祭の歴史や当日の流れ、起し太鼓の始まりや各屋台の特徴などについて分かりやすく解説しました。起し太鼓については天保2年の史料に記述があることなどを紹介。昔は、祭り当日の明け方に打ち鳴らしていたことなどを説明しました。また、屋台の曳き揃えの際は集合時刻や各屋台が通るコース、場所などがきちんと決められており、屋台主事の指示に従って移動することなども紹介しました。

生徒らは、メモを取ったりしながら本永さんの話を熱心に聞いていました。講義を受けた水畑雄大さんは「住んでいる地域が違うので古川祭のことはあまり知らなかったんですが、いろんな組とかが協力してやっていて、すごい祭りなんだなと思いました」と感想を話していました。

同会議所会員交流委員会の水川章吾委員長は「生徒と一緒に祭りの練習風景や同世代の活躍を見たりして探究することで地域の課題も見えてくるのでは。今日をきっかけに興味を持ってほしいですし、参加してくれる子には面白いと思ってもらえるよう一緒に活動していきたいです」などと話していました。

当日の様子

学びの様子
学びの様子
学びの様子

学びの様子

学びの様子​​​