3月14日(金曜日) ご自宅
古川町末広町出身の竹林スゞ子さんが100歳の誕生日を迎えられたことを受け、野村賢一市民福祉部長が竹林さんのご自宅を訪問して花束と褒賞金を手渡し、家族の皆さんらと一緒に長寿をお祝いしました。
竹林さんは大正14年3月6日生まれで、かつて古川町にあった銭湯「宮城湯」の看板娘でした。若いころは、近隣の方々と一緒に京都府宮津市にあるグンゼ株式会社の工場へ出稼ぎに行かれたそうです。結婚して神岡町栃洞へ。子ども2人、孫4人、ひ孫11人に恵まれました。現在は、古川町で長男の秀行さんとお嫁さんの美知代さんと3人で暮らしてみえます。
大変お元気で、ユーモアを交えながらお話をされ、家族の皆さんの笑顔を誘います。90歳ぐらいまではタケノコなどの山菜採りに出かけてみえました。タケノコの皮むきや干しゼンマイのもみ方が名人級で、近所のお宅を回って手伝ってみえたそうです。
歯は今も全部自前。これまでに何度も転んでみえますが、一度も骨折したことが無いそうです。チーズや牛乳などの乳製品、コーヒー、肉が好物で、野菜はあまり食べないとのこと。訪問診療の医師からは「とても丈夫ですよ」と太鼓判を押されているそうです。野村部長から花束を受け取り、「ありがとうございます。なんとお礼を言ったらいいやら」としっかりした口調で話してみえました。