3月21日(金曜日)市役所市長室
ケアビューティストとして高齢者のおしゃれを支える古川町の北村奈央さんが「ビューティージャパン2025中日本・岐阜大会」(一般社団法人ビューティー ジャパン コンソーシアム主催)のファイナリストに選ばれ、都竹市長に喜びを報告しました。
この大会は2019年に始まったコンテストで、これまでのミスコンと違い、社会で活躍する女性の発掘が目的です。「美しく生きる」「キャリアを培い、活かす」「社会で輝ける人材に」など7つのコンセプトに基づいて審査されます。
北村さんは看護師を経て介護職の道へ進み、現在は市内の介護施設で働く傍らケアビューティストとして「介護美容」の訪問サービスを手掛けられています。
介護美容は高齢者の生きがいづくりとして、近年注目されています。北村さんは名古屋市にある開校して間もない学校の1期生として技術を習得。ネイルや足のケア、顔エステなどを通じて高齢者やご家族の方々に笑顔を届けています。
4月29日には日本大会出場権を賭けたグランドファイナリスト選考会があり、90秒スピーチなどで審査が行われます。
市長表敬の席上、北村さんは「介護美容で一人でも多くの高齢者がおしゃれになってカフェに集まり、元気におしゃべりを楽しまれるといいなって思います。そのためにもまずは選考会に選ばれ、介護美容の認知度を高めなければと思います」と決意を新たにしていました。
都竹市長は「北村さんとの談話を通して、ご高齢の方々はいくつになってもおしゃれが生きがいにつながると、改めて実感しました。大会は狭き門とのことですが、ぜひがんばっていただき、先駆的な介護美容を開拓していってほしいと思います」とエールを贈りました。