4月5日(土曜日)山田川河畔
神岡町市街地を流れる山田川河畔で、第11回飛騨神岡夜桜夜市が開催されました。川西ポケットパーク周辺が会場となり、桜にちなんだ飲食や物販など22店舗が並び、訪れた方々が楽しむ声や笑顔に溢れました。
さらに、この日限定で夜市以外の町内協力店でもお得なサービスが提供され、地域一体となって春の賑わいを創出する機会となりました。
日が暮れると、山田川河畔の桜並木がライトアップされ、この日はまだ蕾でしたが、開花を心待ちにしながら、幻想的な光景に包まれました。
神岡鉱山の迎賓館としても利用されていた神和荘では、琴演奏会やお茶会などの催しも行われました。旧深山邸では、着物レンタルができ、華やかな着物を着て、夜桜夜市を満喫する様子も見受けられました。
着物を着てお茶会に訪れた方は、「普段は着物を着る機会が無いので、3人で着てみました。まだ桜は咲いていませんが、桜のモチーフの着物を選び、お茶碗や懐紙、お饅頭など、色んなところに桜があしらわれていて素敵でした」と笑顔で話しました。
飛騨市観光協会神岡支部の藤田栄支部長は、「天気と桜の開花状況を心配していましたが、晴れたことで多くの方々に来ていただき、街の賑わいを作れたのではないかと思います。春最初のイベントとして、毎年皆さんが楽しみにしていると思うので、晴れて先陣を切れてほっとしています」と話しました。