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渋川清彦さん主演の映画『狼蘇山シリーズ』3部作の上映とトーク

印刷用ページを表示する掲載日:2025年4月8日更新

4月6日(日) 飛騨市文化交流センター

映画監督の豊田利晃さんによる、俳優・渋川清彦さん主演の映画「狼蘇山シリーズ」3部作の一挙上映と、豊田監督と渋川さんによるトークの集いが行われました。

今回上映されたシリーズは『生きている。』『ここにいる。』『すぐにゆく。』の3つの短編作品からなり、いずれも主演は渋川さん。3作目の『すぐにゆく。』では、飛騨市をはじめ高山市や下呂市などでも撮影が行われ、飛騨市ロケーション誘致促進事業補助金が活用されています。

『すぐにゆく。』は、渋川さん演じる主人公・鉄平が自然豊かな飛騨の山河や街中などで、大地に身を投げ出す五体投地(ごたいとうち)の祈りを捧げながら高山市の飛騨一宮水無神社へ向かうというストーリー。他の2作品も含め、スローモーションを多用しながら人間の怒りや祈りを表現し、様式美すら感じさせるロードムービー的な作品です。

『すぐにゆく。』の制作の裏話などについて豊田監督は、狼の狛犬がある飛騨一宮水無神社に行きたいと思っていたところ、友人が飛騨へ移住することになり、それをきっかけに同神社を訪問したと説明。そこで持参した法螺貝を吹かせてもらったところ音の響きが良く特別な気持ちになったり、中断していた長編映画もその後撮り終えることができたことから「自分なりの感謝の言葉を伝えたい」と、この映画の制作に取り組んだことなどを紹介しました。

渋川さんは、五体投地をする際にアスファルトが熱かったことや、6月の撮影でも滝に打たれて凍えたことなどを打ち明けながら「厳しいところで撮影したからこそ素晴らしい映像になっているので楽しんでいただけたら」などと話しました。

上映会に参加した高山市の尾崎由美子さんは「夫が、今回の上映会を開いた団体『ヨロイド』のメンバーで、楽しみにして来ました」「監督が何を伝えたいのか、メッセージを考えながら見ました。映像も音楽もパワフルで作品の描く世界に引き込まれ、体が熱くなりました。主人公の祈りを捧げるような動きも印象的。撮影地も知っているところが多くて嬉しくなりました。来て良かったです」などと感想を話していました。

当日の様子

渋川清彦さん主演の映画『狼蘇山シリーズ』3部作の上映とトーク
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