4月1日(火曜日) 市役所
国の地域活性化起業人(企業派遣型)制度※の活用により、サントリーホールディングス株式会社からの出向者である成瀬好幸さんが「スポーツまちづくりマネージャー」として就任し、記者会見が行われました。任期は令和7年4月1日から令和9年3月31日までの2年間となります。
成瀬さんは益田郡小坂町(現下呂市小坂町)出身で、平成9年にサントリーホールディングス株式会社へ入社後は、首都圏をはじめ全国各地で勤務し、サントリーコンポレートビジネス株式会社の出向役員として九州支店長まで務められました。
所属する西田スポーツ振興課長からは「持ち前の知見を活かして今年行われるねんりんピック岐阜2025大会開催に向けた機運の醸成や市事業において各団体との繋がりを作り上げるなど企画運営等にたずさわっていただき、おもてなし等の業務を通して魅力発信にもつながることを期待している」と紹介がありました。
成瀬さんは「サントリーでは“人生100年時代”として役職定年後にその後のセカンドキャリアを形成するためにも地方の中小企業や地方自治体へ身に着けたものを還元する流れがある。これまで転勤により全国各地を巡ってきたが、今回は育った飛騨地方ということで特に思い入れは強い。これまで営業を中心にセミナー開催なども行ってきた経験がある。培ってきた経験を役立て地元に貢献したい」などと意気込みを語りました。
※地域活性化起業人制度 三大都市圏に所在する企業と地方圏の地方自治体が、協定に基づき、社員を地方自治体に一定期間派遣し、地方自治体が取り組む地域課題に対し、社員の専門的なノウハウや知見を活かしながら即戦力人材として業務に従事することで地域活性化を図る取り組み