6月5日(木曜日)宮川小学校敷地内
オレンジ色の花を育てる認知症啓発活動「オレンジガーデニングプロジェクトin飛騨市」の一環で、宮川小と宮川保育園で種まき会が行われました。
このプロジェクトは「認知症になっても暮らしやすいまちを皆でつくろう」と、2020年に新潟県長岡市で始まりました。
この日、飛騨市地域包括支援センター職員の指導で児童8人と園児5人が校庭の木製植木鉢と市販のプランターに土を入れ「大きくなーれ」「きれいな花が咲きますように♪」などと声を掛けながらキバナコスモスの種をまきました。
この植木鉢は児童たちが授業で作ったものです。まいた種は神岡町の福祉サービス事業所「ピース」の利用者が袋詰めし、市民の皆さんに配布されたものと同じものです。キバナコスモスは9月の「認知症月間」に合わせて美しい花を咲かせます。
宮川町は高齢化率47.84%(飛騨市40.15%)で、同町の園児と児童は祖父母と暮らす子どもたちが多く、同居率は70%を超え、高齢者と身近に関わっています。児童たちは花が咲き終わるまで水やりなどの管理を続け、地域住民に認知症への理解を求め、啓発を行います。