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空き家の有効活用に向けたセミナーを開催

印刷用ページを表示する掲載日:2025年6月23日更新

6月20日(金) 市役所、神岡振興事務所、オンライン

市内に所有している空き家の今後について困りごとや不安を持っている人、空き家をリフォームして賃貸や民泊などに活用したい人などを対象にした「空き家利活用セミナー」が開かれました。空き家の今後について考えるきっかけにしてもらおうと開催したもの。オンライン参加の人も含め28人が聴講しました。

空き家情報サイト「飛騨市住むとこネット」運営協議会の会長で、不動産業を営む谷邉浩也さんは、空き家の売買や賃貸を行う流れ、これまでの活用事例を紹介しました。利活用が安定収入の確保につながる一方、家賃滞納や近隣トラブル、施設の維持管理に費用がかかるケースもあると実状を紹介。空き家の購入・改修の際、家財道具が残されていたり、相続や登記の手続きが必要になるケースが多いことも説明し、事業者がサポートできることも話しました。空き家の購入・改修への市の補助が手厚いこともあげ、「これが無ければ自分では不動産運用はしていない。大変ありがたい制度」と強調しました。

市の担当者は、空き家などの改修や残された家財の処分にかかる費用に対する補助金制度について紹介。飛騨農業協同組合古川支店の柿下幸司支店長は、空き家のリフォームや購入に向けた融資制度や融資の条件などを説明しました。

また、谷邉さんは参加者の質問に答える形で「高山市には大手が入って不動産価格が高騰し、安価な古川町で不動産投資をしたいという市外の人の問い合わせが増えています」「建築コストが高騰しており、集合住宅を新築して行うビジネスは成り立たなくなっています」などと説明しました。

参加した古川町の40代女性は「実家が空き家になって1年になります。水道やボイラーの修理などが必要になり、解体かリフォームかで悩んでいました。賃貸という考えは無かったのですが、今日の話を聞いて、そういった方向も含めて考えていけたら」と話していました。

当日の様子​

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