7月9日(水曜日) 市役所議場
市議会の役割について学ぶため、古川小学校の6年生児童約70人が社会科授業の一環で市役所を訪れ、飛騨市議会が開かれる議場を見学しました。
6年生の社会科では政治について学ぶ機会があり、国政の他にも身近な飛騨市議会の役割や仕組みなどについて学ぼうと実施されたもの。当日は、澤史郎市議会議長から話を聞いたり、議場の執行部席や議員席に座って質疑応答の体験をしたりしました。
最初は、澤議長から民主主義のあり方や市議会の役割について、学校の運営委員会に喩えたり、「学校の特別室のエアコン設置、学習タブレットの更新なども市議会で話し合って決まったこと」と児童に身近な内容も交えた講義がありました。
続いて、飛騨市議会はケーブルテレビで放送されており、YouTubeでも録画配信されているとの説明を受けた後、議会で実際に使用するマイクやカメラを体験しました。傍聴席や別室で中継を見ていた児童からは議場での発言に対して歓声や野次が起こるなど盛り上がりました。
最後は、模擬議会を体験しました。手を挙げ議長役から発言の許可を得た議員役の児童が「体操服の半ズボンは長ズボンと違いポケットから物が落ちやすい」と身近な問題が提起され、議長役より「答弁を求めます」と促された教育長役が答弁をしました。発言の許可がない児童が喋った際には澤議長のアドバイスにより議長役が「私語を慎んでください」と注意する場面もみられました。
児童たちは普段見ることのない議場を物珍しそうに見学し、横江音弥さんは「政治のことが良く分かった」と感想を話すなど議会についての理解を深めました。