7月18日(木曜日) 市議会議場
古川小学校の6年生児童約60人が、社会科の授業の一環で市役所を訪れ、飛騨市議会が開かれる議場を見学しました。
6年生の社会科では政治について学ぶ機会があり、国政の他にも身近な飛騨市議会の役割や仕組みなどについて学ぼうと実施されたもの。当日は、市職員や井端浩二市議会議長から話を聞いたり、議場の執行部席や議員席に座って質疑応答の体験をしたりしました。
最初の講義では、議会は市民みんなの代表者が話し合って、いろいろなことを決める場であると説明。住んでいる人が安心して暮らせるように行う事業の予算の議決や、きちんと予算が使われているかのチェック、国や県への意見書の提出などを行っていると紹介しました。また、飛騨市には4年に1度の選挙で選ばれる市議が13人おり、年に4回の本会議を開催すること、総務常任委員会や産業常任委員会があり、分担して議論を行っていることなども説明しました。
井端議長は、議員や議長が行う具体的な仕事や本会議の流れなどを紹介。「皆さんも大人になったら、ぜひ地元に帰ってきていただいて、議会というものを考えてみてください」などと呼びかけました。
また、児童らは執行部席や議員席に座り、質疑応答を体験。手をあげて議長役から発言の許可を得た後、マイクを使って「まちのごみをもっと減らしてください」「おこづかいをもっとあげてください」などと発言していました。児童らの受け答えを見ながら、井端議長は「議長は進行役で、答弁はしないんですよ」「質問をするのは議員で、執行部が答えます」などとアドバイスしていました。
議場には初めてきたという竹原遥都さんは「学校の委員会と違って自由に質問できそうで、雰囲気が良いなと思いました。議員の人の仕事もよく分かりました」と感想を話していました。