10月11日(金曜日)市役所
ふるさと納税が集中する年末に向け、飛騨市が事業者対象に勉強会を開催しました。市内の業者34社から合わせて41人が参加し、今年度上半期の現状を振り返った後、受託事業者の(株)ヒダカラが年末に向けた戦略などについてアドバイスしました。
最初に昨年度の寄附が初めて20億円を突破し、地域振興、防災、福祉・子育てなどさまざまな事業に生かせたことに対して市ふるさと応援課の担当が礼を述べ、この後、上半期の状況を振り返り、今後の方針を説明しました。
そして「この年末はさらに知恵をしぼって寄付金額が伸びるように努め、事業者の方々には魅力的な商品の開発や、販売力向上につなげていただきたい」と伝え、新たなユーザー獲得につながる大手新サイトの年内参入など、今後の取り組む内容などを紹介しました。
続いて、(株)ヒダカラの舩坂香菜子代表と社員らがふるさと納税最新事情や年末に向けた戦略を紹介。寄附拡大のため各事業者の売り上げ目標や取り組みを共有するワークショップも行われ、事業者同士で情報交換をしながら、それぞれの特産品やアイディアを出し合いました。
舩坂代表は「昨年度の寄付金額は全国で1兆円を超え、ふるさと納税の制度も成熟期に入りました。今後、リピーターを増やしながら、新規の寄附者へのアプローチにも力を注ぐ努力が必要です」と、事業者のモチベーションを鼓舞。年末の寄附最大化に向けて全国の返礼品のトレンドを紹介し、注目される要素やレビュー獲得といったテクニックなどについて説明しました。
なお、この事業者勉強会は10日(木曜日)に神岡振興事務所でも開かれました。