パートナーシップ制度検討の経緯、飛騨市の取組状況
一人一人の人権が尊重され、多様性を認め合い、誰もが自分らしく生きることができる「人権尊重のまちづくり」を目指す取り組みのひとつとして、「パートナーシップ制度」導入の検討を行いましたが、制度導入前に、性的マイノリティに対する市民の理解を深めることが必要とのご意見をいただき、現在は理解を深めていただくための啓発に取り組んでいます。
取り組み内容
- 印鑑証明書から性別欄を削除
- 性の多様化の理解を深めるためのリーダー研修、LGBT(性的指向・性自認)研修を開催
- LGBTをテーマにした映画上映会
- 飛騨市図書館と神岡振興事務所内にて人権啓発パネル展示
- 図書館にて「性的マイノリティ」特集コーナー設置
- 庁内の申請書等公文書の性別欄を調査し不要なものは削除
- 市内高校生へ人権教育
今後の市の方針
すべての人が過ごしやすい社会をつくるため、理解が深まるまで、理解増進の取り組みを続ける。
市の各種制度について
パートナーシップ証明制度を導入しなくても、法律婚の方と同等の権利やサービスが受けられるように市の制度を見直しました。
市営住宅の入居
事実婚、同性婚の方も確認書の提出および担当者による要件の確認により、入居可としています。
【都市整備課】西庁舎(図書館棟)3階
電話番号:0577-73-0153
結婚祝い品
事実婚、同性婚の方も確認書の提出および担当者による要件の確認により、祝い品を支給します。
【総合政策課】(本庁舎1階)
電話番号:0577-62-8904
不妊治療
事実婚の方も不妊治療費の助成対象としています。
【市民保健課】(本庁舎1階)
電話番号:0577-73-7464
※各種補助制度・助成制度等について詳細は各部署へお尋ねください。
※現在、岐阜県においてパ-トナーシップ制度導入に向け調整中です。