令和6年に国の史跡に指定された姉小路氏城跡(あねがこうじししろあと)について、将来にわたる確実な保存と、積極的な整備活用を進めるため、史跡の保存活用計画を作成しています。
今年度末の策定に向け、内容について皆さんに説明します。当日は調査を担当した学芸員から史跡の説明も合わせて行います。
申込は不要で、どなたでも無料でご参加いただけます。ぜひご参加ください。
12月17日(水曜日)19時00分 ~ 20時00分
飛騨市役所 西庁舎3階 大会議室
計画書案は以下よりダウンロードください
※当日は、計画の概要版をもとに説明しますので全文印刷した資料は配布しません
姉小路氏城跡は古川城跡、小島城跡、野口城跡、向小島城跡、小鷹利城跡という5つの城跡の総称で、飛騨市古川町などにあります。
平成30年から実施した調査の結果、中世に飛驒国司となった姉小路氏が古川盆地を囲む山上に築き、後にこの地に進出した三木氏や、羽柴秀吉の命を受けて飛驒を統一した金森氏による改修跡も残っていることが判明しました。飛驒地域の歴史的な変遷を物語る山城群と言えます。
令和6年2月21日、その歴史的価値が評価されて国史跡に指定されました。

