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古川町の山城(国史跡 姉小路氏城跡)
神岡町の山城(国史跡 江馬氏城跡)
国名勝 江馬氏館跡庭園
調査成果・保存活用

史跡姉小路氏城跡保存活用計画

印刷用ページを表示する掲載日:2026年3月19日更新

史跡姉小路氏城跡とは

姉小路氏城跡は古川城跡、小島城跡、野口城跡、向小島城跡、小鷹利城跡という五つの城跡の総称で、飛騨市古川町などにあります。

平成30年から実施した調査の結果、中世に飛驒国司となった姉小路氏が古川盆地を囲む山上に築き、後にこの地に進出した三木氏や、羽柴秀吉の命を受けて飛驒を統一した金森氏による改修跡も残っていることが判明しました。飛驒地域の歴史的な変遷を物語る山城群といえます。

令和6年2月21日、その歴史的価値が評価されて国史跡に指定されました。

史跡姉小路氏城跡保存活用計画とは

市では、姉小路氏城跡の適切な保存活用を進めるため、令和8年(2026年)3月に『史跡姉小路氏城跡保存活用計画書』を策定しました。
『保存活用計画』とは、史跡の価値を確実に保存し次世代に伝えるために、史跡の現状を把握し、その本質的価値を明確にした上で、今後の保存管理・調査研究・活用・整備・運営体制等について基本的な考え方をまとめたものです。

史跡姉小路氏城跡保存活用計画の内容

姉小路氏城跡は、これまでの調査によって中世に古川盆地を治めた姉小路氏が築き、その後に三木氏・金森氏が改修しつつ利用したことが判明しています。飛驒地域において、時代を通して変遷を追うことができる城跡は稀であり、姉小路氏城跡は飛驒地域における中世から近世までの武家勢力の歴史的変遷を物語る城跡群といえます。

この史跡の価値を構成する重要な要素が城跡に残る遺構や遺物です。

これらを確実に保存しつつ、調査研究の成果をもとに整備活用を行い、史跡の本質的価値を分かりやすく示していきます。

また、5ヶ所の城跡はこれまで地域の城山として大切に保存されてきました。その保存活用のあり方を積極的に支援することで、史跡の本質的価値とともに地域の取り組みも次世代に継承し、「誇りの持てる飛騨市づくり」の要として、地域づくりの在り方を体現する存在となることを目指します。

保存活用の基本方針

史跡の保存活用を推進するための基本方針は以下の通りです。詳細な内容は計画書に記載しています。

1.保存(保存管理)の基本方針

  1. 本質的価値の確実な保存
  2. 保存のために必要な調査研究の実施
  3. 史跡の保存に関する日常管理の実施と関係者への周知
  4. 獣害や災害の被害軽減
  5. 自然・景観等の保全
  6. 追加指定・公有化の推進

2.活用の基本方針

  1. 研究交流への活用の促進
  2. 学校教育における活用の促進
  3. 生涯学習における活用の促進
  4. 地域振興への活用の促進
  5. 観光振興への活用の促進
  6. 活用促進の広域連携

3.調査研究の基本方針

  1. 調査成果の蓄積・活用による本質的価値の向上
  2. 史跡の保存活用を目的とする調査の実施
  3. 調査成果の公開
  4. 広域的な調査研究の実施による本質的価値の向上

4.整備の基本方針

  1. 姉小路氏城跡の本質的価値の顕在化
  2. 眺望景観の保全と向上
  3. 周辺施設と連携したガイダンス機能の向上
  4. 各要素や周辺部を繋ぐ効果的な移動手段の向上
  5. 適切な案内・解説等サインの整備
  6. 便益施設・管理施設の適正化
  7. 史跡整備の広域連携

5.運営・体制の基本方針

  1. 飛驒市庁内の体制強化
  2. 行政・市民・専門家等の連携による整備および公開・活用の推進体制の構築
  3. 地域による持続可能な保存活動の支援

計画のダウンロード

巻頭~第1章 [PDFファイル/7.01MB]

第2章第1節~第3節 [PDFファイル/87.85MB]

第2章第4節~第5節 [PDFファイル/82.78MB]

第3章 [PDFファイル/50.09MB]

第4章 [PDFファイル/59.23MB]

第5章~第13章、資料編、奥付 [PDFファイル/64.85MB]

計画書概要版

保存活用計画(概要版) [PDFファイル/68.84MB]

計画書表紙

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