3月17日(月曜日)飛騨みやがわ考古民俗館
宮川小学校の児童らが飛騨みやがわ考古民俗館に展示している縄文時代の石棒や土器を始め、民具などの展示資料を紹介するガイド動画を作成。同館を運営する飛騨市教委にこの動画を贈りました。
同校は博物館と地域、学校の3者が連携した飛騨市学園構想の一環で「宮川再発見プロジェクト~みやがわキッズアンバサダーとして宮川のステキを伝えよう」をテーマにふるさと学習(探究学習)を行っています。
昨年は11、12月に2回にわたって“こどもガイド”を実施しましたが、これを機に常時、この時の音声が聴けるように動画を作成しました。
この日は館内に解説動画と動画を見るための2次元コードの「設置式」が行われ、報道関係者らが視聴しました。
下出尚弘教育長は「展示資料には解説パネルもありますが、みんなの声と動画で来館者にもっと興味を持っていただくことができると思います。考古民俗館のことが大好きになってくれると思います」とあいさつ。
また、土器のコーナーを担当した3年生の松永千尋さんは「自分のガイドを聴いてもらえてうれしい。みんなに喜んでもらえるといいなと思います。多くの人に資料について知ってもらえるので、私もすごくうれしい。土器のすばらしさを知ってもらえたらいいなと思います」と話しました。
今年度、同館のオープンは4月18日からですが、管理人のなり手不足のため年間30日ほどしか開けられません。このため無人開館も実施していますが事前予約(市教委文化振興課0577-73-7496)が必要です。なお、今月の通常開館は26~30日です。時間は9時~17時(入館16時半)。入館料は無料。
開館日等について詳しくは市ホームページからご覧ください。