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古川中学校で230人規模の避難所運営訓練が行われました

印刷用ページを表示する掲載日:2025年11月20日更新

11月15日(土曜日) 古川中学校

中学1年生、防災士、地域住民ら約230名が参加した大規模な避難所運営訓練が古川中学校で実施されました。

この避難訓練は文部科学省の学校安全総合支援事業の一環として行われ、中学生約120名、防災士約60名、地元住民や高校生などが参加しました。主催は市と市教育委員会で、昨年度に続いての開催となります。

訓練に先立ち、古川中学校のマイ・プロジェクト(マイプロ)のオリエンテーションが行われました。生徒たちは災害に関するクイズを発表し、参加者全員がその内容を通じて防災の知識を深めました。また、新聞スリッパ作りも体験し、実践的な学びの場となりました。

講師としてNPO法人レスキューストックヤードの栗田暢之代表理事が登壇し、能登半島地震の際に起きた石川県穴水町での避難所運営を紹介しました。栗田氏は避難所で必要な「食べる・出す・寝る」の大切さやボランティアの心構えについて話しました。続いて一般社団法人避難所・避難生活学会の水谷嘉浩代表理事は、平成時代に災害関連死が約5,000人にのぼることを踏まえ、避難所の生活環境改善策として「TKB48(トイレ・キッチン・ベッドを48時間以内に整える)」の重要性やイタリアでの避難所運営の事例を紹介しました。

講義とワークショップの後には参加者がグループに分かれ、実際の訓練と体験を行いました。避難所運営班は地域住民の受付や避難所となる教室への案内、子ども連れの家族には図書館への誘導を担当しました。トイレ班では、1,000人以上が利用する可能性を想定し、株式会社ニードから提供されたマンホールトイレや災害用排便処理袋の仕組みを学びました。ベッド班は折長段ボール株式会社製のダンボールベッドを組み立て、柏木工株式会社が開発したパーティションでプライバシーを確保する方法を体験しました。このパーティションはダンボールベッドを収納でき、普段は場所をとらずに保管できる仕組みとなっています。キッチン班は南吉城調理師会の協力のもと、学校の調理室で参加者全員分の温かい食事を調理し、防災士が盛り付け、中学生と協力し配膳が行われました。また、校内には6カ所の仮設食堂が設けられ、生徒からの応援メッセージも掲示されました。これは、「寝食分離」として避難所の生活空間と食事の場を分けて衛生面を守るとともに、食堂までの移動で適度な運動を促す目的があります。

訓練の最後には講評が行われ、水谷嘉浩氏は「今回の訓練を体験した子どもたちが将来の担い手となり、災害関連死を防ぐことにつながるので、中学生の防災への協力を今後10年続けてほしい」と呼びかけました。公益財団法人日本財団の高島友和氏は「アルファ化米を袋のまま食べるか皿に移すかのような小さな工夫でも、食事の楽しみ方は大きく変わる」と述べました。栗田暢之氏は「今回の体験を忘れず、知ったことを人に伝える側になってほしい」とエールを送りました。

参加した生徒は「被災した際には元気や明るさを届けたい。今回の経験を活かして自分から行動できる人になりたい」と今後の意気込みを語りました。

○これまでの取組み
・企画会議第1弾「中学生と防災士がタッグ組み「避難所運営訓練」を企画
・企画会議第2弾「「避難所運営訓練」控え、古川中でガヤガヤ会議第2弾を開催
・南吉城調理師会との災害協定「おいしい料理で元気を…調理師会と“炊き出し協定”を締結

当日の様子

古川中学校で230人規模の避難所運営訓練が行われました
古川中学校で230人規模の避難所運営訓練が行われました
古川中学校で230人規模の避難所運営訓練が行われました
古川中学校で230人規模の避難所運営訓練が行われました
古川中学校で230人規模の避難所運営訓練が行われました
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