飛騨市北部の宮川町では、縄文時代の人々が子孫繁栄を願って製作したと考えられる「石棒」が、1000本以上も発見されています。今回は、石棒、縄文土器、石棒製作の道具などを解説パネルとともに展示します。また、これらの石棒を収蔵・展示する飛騨みやがわ考古民俗館や石棒クラブ<外部リンク>のユニークな取り組みも紹介します。
縄文時代と現代という異なる時代に、石棒と関る人々の思いに触れていただければと思います。
平成29年に開催した「石棒の聖地 塩屋を掘る」のリバイバル展示を一年通してご覧いただけます。
令和7年5月2日(金曜日)~ 令和8年5月31日(日曜日)
10時00分 ~ 16時30分(12月~3月は16時00分まで)
【休館日】木曜日と年末年始
街なかポケットミュージアム(飛騨古川さくら物産館蔵ホール)
飛騨市古川町三之町2-20
市民や観光客に向けて飛騨市の歴史や民俗を伝えるために、古川の街歩きの拠点となる飛騨古川さくら物産館の蔵ホールを借用して、小さな博物館を開館しました。定期的に展示物を変え、過去の飛騨市美術館での企画展や飛騨市が行った調査研究の成果など、さまざまなテーマを紹介します。
無料
1074本もの石棒が発掘された塩屋金清神社遺跡の付近に立地する資料館で、16000点の民俗資料、40000点の考古資料を展示・収蔵しています。
国の重要有形民俗文化財に指定された民俗資料や、チラシを飾る堂ノ前遺跡出土石棒などが展示されています。
街なかポケットミュージアムがある古川町から約30km離れており、年間で約150日(通常開館30日、無人開館120日)開館しています。(冬季は休業)
※飛騨みやがわ考古民俗館の開館日等詳細については、飛騨みやがわ考古民俗館ページをご覧ください
飛騨市宮川町塩屋104