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土蔵に関するアンケート調査ご協力のお願い

印刷用ページを表示する掲載日:2025年10月6日更新

古川町の歴史的景観地区の土蔵の調査

市では新潟大学との「飛騨古川・町並み景観合同プロジェクト」の一環として、古川に残る「土蔵」の実態と住民の皆さんのご意見を把握する調査研究を進めています。

古川町の歴史的景観地区には多くの土蔵が現存すると考えられ、これらの土蔵は町並み景観や地域の歴史的価値を考える上で非常に重要な資源であると考えられます。

つきましては、趣旨をご理解のうえ、アンケート調査にご協力をお願い申し上げます。

アンケート用紙

調査概要

調査目的
古川町に残る土蔵の分布や特徴を把握するとともに、住民皆さんの土蔵に対する印象や考えを可視化し、町並みと土蔵との関係性を明らかにすることで、町並みの重要な構成要素である土蔵の保存・継承に役立てていくことを目的としています。

調査対象者
古川町壱之町・弐之町・三之町・殿町の歴史的景観地区にお住まいの方

アンケート方法・期限
大変お忙しいところ恐縮ですが別紙アンケートにお答えの上、9月30日(火曜日)までに同封の返信用封筒にて飛騨市役所まちづくり観光課までご返送をお願いします。
回答期限を過ぎてもかまいません。ご協力をお願いします

個人情報の取扱い
・ご記入いただく内容は無記名であり、個人を特定するものではありません
・調査用地図とアンケート番号は対応させておりますが、これは分布状況を研究目的で把握するためのものであり、第三者に提供することはありません
・調査結果は、地域住民の土蔵に対する意識や、土蔵の現状を可視化し、飛騨市の町並み景観保全事業並びに新潟大学の学術研究論文などに活用します

【問】飛騨市役所 まちづくり観光課
電話:0577-73-7463
新潟大学 都市計画研究室
電話:025-262-7213

 

「飛騨古川・町並み景観研究会」とは

飛騨古川の町並みは明治37年の古川大火後に復興され、住民の景観意識や大工技術の高さにより今日の景観が形成されてきました。

しかし、近年はその意識の希薄化や大工の後継者不足、空家の増加等により、景観が崩れていくことが心配されています。

そのため市は令和4年5月に同研究会を設立し、現在、新潟大学工学部工学科都市計画研究室(松井大輔准教授)等の協力も得ながらこれからの町並み景観を考える​事業を実施しています。

これまでの活動

  • 第1回 令和4年5月20日(発足式)参加22名
    講師:國學院大學教授 西村幸夫氏「外から見守り続けてきた飛騨古川の40年」
  • 第2回 令和4年7月6日 参加21名
    講師:直井隆次氏「町並みの成り立ちと役割」
  • 第3回 令和4年8月17日 参加19名
    講師:茂住修史氏「433年前の都市計画~金森可重 古川の街づくり~」
  • 第4回 令和4年9月29日 参加18名
    講師:本永義博氏「古川大火と復興のまちづくりについて」
  • 市職員研修 令和4年12月12日 参加者:44名
    講師:長崎市景観専門監 高尾忠志氏「地域の価値を顕在化する景観まちづくり」
  • 第5回 令和4年12月19日 参加18名
    ワークショップ(理想を出し合い意見交換)
  • 第6回 令和5年2月2日 参加22名
    講師:新潟大学准教授 松井大輔氏「古川らしい町並み景観を将来に」
    ワークショップ(次年度に向けた取り組みの洗い出し)
  • 第7回 令和5年4月28日・29日
    講師:新潟大学工学部 松井大輔准教授
    ​「やりたいことを選ぶワークショップ」参加15名
    ・前回の研究会で出た皆のやりたいことアイデアを整理、選択しました。
    ​「やりたい場所を探す街中フィールドワーク」参加18名
    ・実際に街を歩き、やりたいことを実現できそうな場所を探し、地図に書き込みました。
  • 第8回 令和5年6月30日 参加9名​
    講師:新潟大学工学部 松井大輔准教授​​「アイデアの整理と今後の方針を検討」
    ・新潟大学生から前回までの研究会の意見をまとめたものをプレゼン発表・提案
    ・殿町(8月26日瀬戸川川床)、弐之町(9月23日ぼんぼり夢街道)で懐かしの町並み写真展を開催することを決定しました。展示は数日間開催、西村先生が収集された昭和49年・同61年の町並み写真を比較展示することを決定しました。
  • 第9回 令和5年7月15日 参加23名
    講師:新潟大学工学部 松井大輔准教授​
    ​「懐かしの町並み写真展in殿町」準備(写真選び)
    ・殿町と弐之町の地域の方にも参加していただき、思い出話を聞きながら、懐かしの町並み写真を特大地図に並べ、写真展で使いたい写真にシールを貼って選びました。​​
  • 第10回 令和5年8月25日 参加13名
    講師:新潟大学工学部 松井大輔准教授​
    ​「懐かしの町並み写真展in殿町」準備(パネル製作)
    ・新潟大学で作成、印刷していただいた展示デザインをパネルに貼りました。
  • 第11回 令和5年8月26日 参加13名
    「懐かしの町並み写真展in殿町」開催
    ・前日に製作した写真パネルを瀬戸川沿い7カ所に立て、写真を見て思い出される思い出や町並みへの思いを書いて貼ってもらえるように付箋を設置しました。また、新潟大学生作成「懐かしの殿町写真Map」を地域住民や観光客に配布しました。
  • 第12回 令和5年8月27日 参加2名
    「懐かしの町並み写真展in殿町」殿町馬場地下道へ移動
    ・写真パネルを殿町馬場地下道に集め、展示しました。
    ・地域住民から「懐かしい」「すごく良い取り組み」「ずっと展示しておいてほしい」との声を聴きました。
  • 第13回 令和5年9月11日 参加2名
    ​「懐かしの町並み写真展in弐之町通り」準備(各家へ協力依頼)
    ・弐之町では写真パネル展示(イーゼル)と各家の外壁展示(ラミネート)の2パターンで開催することとなり、この日は展示の協力を依頼しに各家(約50軒)を回りました。
  • 第14回 令和5年9月15日 参加4名
    ​「懐かしの町並み写真展in弐之町通り」準備(各家の外壁展示)
    ・弐之町通りで展示する家(約40軒)を回り、懐かしの町並み写真(ラミネート)の展示作業を行いました。
  • 第15回 令和5年9月22日 参加11名
    ​「懐かしの町並み写真展in弐之町通り」準備(パネル製作)
    ・新潟大学で作成、印刷していただいた展示デザインをパネルに貼りました。
  • 第16回 令和5年9月23日 参加11名​
    ​「懐かしの町並み写真展in弐之町通り」開催
    ・前日に製作した写真パネルを弐之町通り7カ所に立て、写真を見て思い出される思い出や町並みへの思いを書いて貼ってもらえるように付箋を設置しました。また、新潟大学生作成「懐かしの殿町写真Map」を地域住民や観光客に配布しました。
  • 第17回 令和5年9月24日 参加9名
    「懐かしの町並み写真展in弐之町通り」Fabcafe HIDAへ移動
    ・写真パネルをFabcafe HIDAに集め、展示しました。
  • 第18回 令和5年10月13日~令和6年3月31日
    「懐かしの町並み写真展in飛騨の匠文化館」開催
    ・殿町と弐之町通りで展示した写真パネルを飛騨の匠文化館に展示しました。
  • 第19回 令和6年3月3日 参加49名
    ​講師:國學院大學観光まちづくり学部長・東京大学名誉教授 西村幸夫氏
    「飛騨古川の町並みを未来に繋げるために」
    発表:新潟大学工学部建築学プログラム都市計画研究室4年 堀川夏実氏
    「飛騨古川における町並み景観に対する「そうば」の可視化」
  • 第20回 令和6年5月26日 参加28名​
    講師:大阪大学 サイバーメディアセンター 特任助教(常勤)高橋 彰 先生
    「景観×デジタル 古写真アプリで体験する地域の歴史」
  • 第21回 令和6年7月16日 参加65名
    ​古川小6年ふるさと学習への協力(飛騨古川の町並み景観について学ぶ)
    (1)飛騨の匠文化館見学(30分)
    (2)中央広場で鉋削り体験(20分)大工 姜東柱(カンドンジュ)氏
    (3)弐之町で町並みクエスト(30分)(株)美ら地球・まちづくり観光課
    (お題)・S49年・S61年の町並み写真と同じ場所で写真撮影しよう
  • 第22回 令和6年7月25日 参加80名
    講師:本永義博氏「古川の町並みの移り変わり~城下町の成立から現代まで概要~」
  • 第23回 令和6年9月23日 参加25名
    第1回飛騨古川まちなみ未来編集部
    ​景観アプリ「メモリーグラフ」使い方ワークショップ
    ​参加:古川中学校生徒10名
    協力:大阪大学 サイバーメディアセンター(高橋彰特任教授)
       新潟大学工学部工学科都市計画研究室(松井大輔准教授)
  • 第24回 令和6年11月4日 参加18名
    第2回飛騨古川まちなみ未来編集部
    マイ・タウントレイルを考えようワークショップ
    参加:古川中学校生徒7名
    協力:大阪大学 サイバーメディアセンター(高橋彰特任教授)
       新潟大学工学部工学科都市計画研究室(松井大輔准教授)
  • 第25回 令和6年11月17日
    飛騨市探求フェス
    発表:古川中学校生徒3名
    飛騨古川まちなみ未来編集部の取組みをプレゼン発表。
  • 第26回 令和6年12月14日
    飛騨市制20周年記念式典
    発表:古川中学校生徒6名
    飛騨古川まちなみ未来編集部の取組みを「未来へのギフト~やっぱ古川っていい町なんやさ~」と題してプレゼン発表。
  • 第27回 令和7年3月8日
    ​飛騨古川・町並み景観等研究発表会
    Ⅰ 研究発表
    研究テーマ:町並み景観
    町家の用途転用に伴うミセ空間と前面道路のつながりの変化
    ~古川町弐之町商店街を対象として~
    発表 石倉 大誠 さん 新潟大学工学部4年

    研究テーマ:地域コミュニティ
    子どもを主体としたまちづくり活動を支える地域コミュニティの体制
    ~古川中学校における地域貢献活動「マイプロジェクト」を対象として~
    発表 瀬戸 大貴 さん 新潟大学工学部4年

    研究テーマ:広葉樹
    未活用資源である広葉樹活用に関する地域主体の形成と都市的波及効果
    ~飛騨市における広葉樹のまちづくりを対象として~
    発表 丹羽 優太 さん 新潟大学大学院自然科学研究科2年

    研究テーマ:移住
    飛騨市におけるライフスタイル移住者の地域コミュニティへの適応プロセスとその要因
    発表 森島 明日香 さん 立命館大学大学院理工学研究科2年

    Ⅱ 制作発表
    町並みガイドブック「飛騨古川・タウントレイル 3」(素案)
    発表 新潟大学工学部工学科都市計画研究室の皆さん

    Ⅲ まちあるき
    未来に残したい古川の町並み「未来へのギフト」
    ガイド 古川中 飛騨古川まちなみ未来編集部

  • 第28回 令和7年7月11日
    ​古川小6年ふるさと学習への協力(飛騨古川の町並み景観について学ぶ)
    (1)飛騨の匠文化館見学(30分)
    (2)中央広場で鉋削り体験(30分)大工 姜東柱(カンドンジュ)氏
    (3)弐之町で町並みクエスト(30分)(株)美ら地球・まちづくり観光課
    (お題)・S49年・S61年の町並み写真と同じ場所で写真撮影しよう

  • 第29回 令和7年7月13日 参加20名
    新しい 「町並みガイドブック」 原稿を持って古川の町を歩いてみよう~『飛騨古川タウントレイル3』刊行を目指して~
  • 第30回 令和7年9月15日 参加6名
    今昔写真から地域のストーリーを読み解こう!ワークショップ
    ・学校タブレットを持ってまち歩き撮影。景観アプリ「メモリーグラフ」を使ってS49・S61撮影の町並み古写真と対比した現在の町並み写真を撮影。
    ・S49・S61・現在を対比してまちの変化を感想交流。

飛騨古川・町並み景観セミナー

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